- 大阪城
- やはりカメラワークの上手さは絶品。アニメ演出家のセンスじゃない
- 「キャメラをおいこすように上昇していくので、最後はアオリになる」これが実写監督のコンテだ。これが実写の発想だ。これはいい! ほんまにカメラの使いかたが上手い!
- 南部の自己紹介というカットされたシーン
- 29万6千年。旧作の数字
- 真っ赤なスカーフアレンジキボンヌ
- 14万8千光年。旧作の数字
- 擬音の書き方が半端じゃない
- ラーレタの抱いている動物さんは宇宙ネコ
- 浮遊大陸のガミラス艦、単縦陣って明記してあるよ!
- 駆逐艦3杯って
- 後の1隻が巡洋艦
- 報告はガミロイド
- 波動砲直前にミサイルを撃ってくるガミラス基地!
「ともかく厚い。30分のアニメの絵コンテじゃ無い。膨大なカットされたシーンがある」
「そうか」
「しかし、途中からもう一気に読めた。長いという感想は無い。気がついたら波動砲を撃っていてもう終わりという感じ」
「えー」
「結局さ。ヤマト2199第3話DC版があってもいいよな。樋口さんの絵コンテ通りの第3話」
オマケ §
「駆逐艦3杯って何?」
「水雷戦隊大好きだから、駆逐艦だけで御飯を3杯は食べられるってこと」
「きっと違うと思うぞ」
オマケ2 §
「単縦陣って何?」
「縦一列の基本的な軍艦の配列。基本中の基本。後続する艦は前の艦に付いていけば良いから、いちばん楽と言えば楽。視界が悪くて旗艦が見えなくても艦隊運動できる」
オマケ3杯 §
「なぜ巡洋艦1隻と駆逐艦3隻だと燃えるの?」
「水雷戦隊っていうのは軽巡を旗艦に数隻の駆逐艦を従えているものだよ。巡洋艦の旗艦か駆逐艦の雷撃を成功させるために自ら探照灯を照射して攻撃を一手に引き受けたりするのだが、浮遊大陸でも巡洋艦だけヤマトの後に回り込もうとする。1隻だけで行動するなどまるで撃って下さいという感じだが、そうやって敵を攪乱して引き付けるのも役目と思って良いだろう」
「駆逐艦より巡洋艦の方が大きいのだろ?」
「しかし、必殺の魚雷を駆逐艦だって多数積んでいるからいいのだ。駆逐艦隊の雷撃さえ成功すれば大戦果だ。まあ、きちんと敵にぶつかって爆発する魚雷なら……だけどな」
「なぜそんな話になるの?」
「ははは。凝りすぎて不発の魚雷ばかり潜水艦に押しつけられた太平洋戦争初期のアメリカ潜水艦隊とか、過敏で早期爆発起こしちゃう日本の必殺武器酸素魚雷とか……。上手く行かない事例は多いぞ」
「ひ~」
「ちなみにガミラスの魚雷は、空中を飛んでくるから隠密性がまったく無く、簡単にパルスレーザーで迎撃されてしまう欠陥がある」
「どうすりゃいいのさ」
「多数で取り囲んで飽和攻撃すれば良い。迎撃しきれないほど多くの魚雷を同時に撃ち込めば、いかにヤマトといえどイチコロだ」
「波動防壁は?」
「無限に展開し続けることはできないから、いつかは切れる」
「シュルツはそうすれば良かったのに」
「部下の犠牲は出したくないから遠距離攻撃の反射衛星砲の利用にこだわってしまった……といったところだろうな」